日頃努力していても消しきれないシミやクマ。
大切な日には、メイクでうまく隠したいものです。
押さえておきたいコツをメイクのプロから学んでみたいと思います。
(参考:高橋書店「正しいエイジングケア事典」)
私自身、メイクはヘタです。メイク道具もしょぼいです。(笑)
そんなレベルの私が情報を集めながら「へぇ〜そうなんだ〜」と思った内容をピックアップしてまとめました。
(なので、メイクのレベルが高い方にとっては物足りない当たり前すぎる情報かも)
私のように、今まであまり積極的に化粧に取り組んでこなかった方のための記事です。
シミを消すメイク
1. コンシーラーはカバー力の強い固形タイプを
固形タイプはほんの少量でシミやニキビの赤みをしっかりカバーしてくれます。
クリームタイプもありますが、顔料密度が低いのでカバー力は固形ほどではありません。
そのため結果的につい厚塗りになりがちなので、うまく使いこなす自信がなければ固形タイプが無難のようです。
色は肌の色と同じでOK。シミが濃い人の場合は肌の色より一段暗めのものを使うと良いそうです。肌の色より明るいものだと、白浮きしてかえって目立ちます。
《Point》
- 適量のコンシーラーを指の腹をつかってシミの部分にトントンとなじませる。
- 筆を使うなら細かいシミでも広いシミでも塗りやすい平筆タイプがおすすめ。肌の刺激にならないよう、筆先は寝かせ、軽く滑らせるようにしてのせる。
- シミの一番濃い部分から乗せていくのがコツ。最小限のせて上からパウダーを重ねる。
- コンシーラーは厚塗りするとあとで崩れたときに直しようがないので薄めに。
2. フェイスパウダーを重ねて安定させる
コンシーラーのように油分の多いものをつけたあと、そのままメイクを終えてしまうとベタついて仕上りも悪く、時間とともに皮脂崩れを起こしがち。
パウダーを重ねるひと手間が、仕上りの美しさとメイクのもちにつながります。
ファンデーションを重ねると厚塗りに見えるので、仕上げ用のフェイスパウダーを使いましょう。
《Point》
- コンシーラーをつけたあとはファンデーションではなく仕上げ用のフェイスパウダーを顔全体に軽く乗せる。
- フェイスブラシで余分なパウダーを払い落とすと自然な仕上りに。
3. こまめにメイク直し
どんなに丁寧にメイクしても皮脂や汗や乾燥などさまざまな要因でメイクは崩れてきます。
するとシミをしっかりカバーしても時間がたつにつれうっすら浮き出てくることに。でも長持ちさせようと朝に厚塗りをすると、あとで崩れたとき余計に直しにくくなります。
朝のコンシーラーは最小限にして、あとはメイク直しをこまめにする方がずっとキレイな状態をキープできます。
《Point》
- 崩れてきたなと思ったら、あぶらとり紙で浮いてきた皮脂を押さえたあと、朝のメイクのようにシミの部分にコンシーラーをのせ、顔全体にフェイスパウダーを重ねる。
クマを消すメイク
クマを隠すテクニックとして有名なのは、オレンジ系やイエロー系の「コントロールカラー」です。
青グマにはオレンジ系、茶グマにはイエロー系とよく言われますが、元々の肌と違う色をつけると不自然に見えて逆にクマが目立つことになってしまいます。
また、コントロールカラーはかぶれることもあるので肌が弱い人は要注意です。
クマに対してもやはり固形コンシーラーがおすすめ。
肌色と同じか、一段暗い色がカバーしたときになじみます。
ただし「黒グマ」は肌の変色ではなく陰なので、コンシーラーを塗っても隠せません。かくそうとして厚塗りするとかえってクマが目立ちやすくなります。その場合は視線をほかのところに誘導する視線誘導テクを使いましょう。
視線誘導テク
ほかの顔のパーツを強調し、クマに視線が集中しないようにします。
・アイラインをしっかり入れる
まぶたの上のアイラインの上にブラウン系のアイシャドウを重ねるとより自然に立体感が出ます。
・チークをふんわりと入れる
笑ったときに頬がいちばん高くなるところからクルクル円を描くように入れます。
頬が上がって若々しい印象に仕上がります。
・口紅に明るい色を使う
つややかな明るい色で輪郭をしっかりとり印象的な口元に。
シミと同様、目の下のクマそのものを薄くするのは時間がかかります。
素肌をこつこつケアしながら、外出時は化粧品を上手に使ってキレイに見せたいものですね。
一生ものの美肌をつくる 正しいエイジングケア事典 (基本の美容シリーズ)
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