ハリを取り戻したいけど、トレチノイン・ハイドロキノンのように激しく皮剥けさせたくない人、穏やかに気長に変化をさせたい人に好評価なのが「メラロングクリーム」です。
マイルドなトレチノイン・コンビネーションクリームといったところ。
海外ではポピュラーな商品だそうで、アメリカで知って買ってくるという人もいるようですね。
成分は「メキノール 2%、トレチノイン 0.01%、コウジ酸」で、ステロイドは入っていません。
コスメライトクリームのモメタゾン(ステロイド)に抵抗がある人が、こちらに乗り換えるというパターンも多いようです。
ユークロマライトクリーム2%(ハイドロキノン)ともよく比較されていますね。
【コスメライトクリームとの比較】
《コスメライトクリーム配合量》
トレチノイン 0.025%
ハイドロキノン 2%
モメタゾン0.1% … 炎症を抑える効果
《メラロングクリーム配合量》
トレチノイン 0.01% ※さらに薄い
メキノール 2% … 色素沈着を改善する効果
コウジ酸… メラニンの生成を抑える
※ハイドロキノンは配合されていません
メラロングクリーム特徴
メラロングクリームにはメキノールという肝斑など皮膚の色素異常の治療によく使われる成分が入っています。
医療の場では、少量のメキノールをレーザー治療機器と組み合わせてシミやあざの治療に用いることもあるそうです。
トレチノイン →古い角質をはがし皮膚の再生を促す
メキノール →色素沈着を改善
この1本で美白とハリの両方がケアできるというすぐれものです。
トレチノイン含有量は、コスメライトの半分以下の濃度(0.01%)ではありますが、確実にターンオーバーを促進させます。
皮がむけかわる症状はトレチノインやコスメライトと基本的に同じですが、効果の現れる様子や速度はおだやかなので、じっくり根気よく取り組むタイプの人には向いています。(推測ですが、長く使えるという意味で名前に「LONG」が付いているのかな?)。
トレチノインとハイドロキノンを2つ使うよりもラクで効き目も穏やかなので、毎日メイクをして外に出るという方でも安心して使えると評判です。
ただしターンオーバーの仕方には個人差があるので、使い方は販売サイトの商品説明や使用者のレビューを十分にご確認ください。
メラロングクリーム価格
コスメライトクリームよりやや高いです。
1本 1,834円
2本 3,184円(1本あたり1592円)
3本 4,535円(1本あたり1511円)
ただ、トレチノインとハイドロキノンをそれぞれ買うことを考えると安いと言えますね。
※メラロングクリームは日本国内では販売されていないので、個人輸入での入手となります。
ちなみに私がよく利用する輸入業者のくすりエクスプレスさんでは取り扱っていません。他の業者さんも見てみましたが、オオサカ堂さんだけのようです。(2018.7月現在)
メラロングクリーム製造元
こちらもプラセンタジェルやトレチノイン、A-retジェルと同じインド産・Ajanta Pharma Limited社です。
アジャンタファーマ社(Ajanta Pharma Limited)はインドの大手製薬会社で、ムンバイに本社を構えています。
1973年に設立されてからは世界中で2500人以上の従業員を雇用し、5ヶ所の最先端技術を持つ工場で製造、25カ国以上に販売しており、2000年にはインドの株式市場に上場しています。
ED治療薬シアリスのジェネリック医薬品であるタダリスやバイアグラのジェネリック医薬品であるカマグラを製造販売しており、日本においてはED治療薬のメーカーとしてのイメージが強いかもしれません。
実際、アジャンタファーマ社はカマグラやアプカリスといったED治療薬をゼリー状にするといった革新的な技術を保有しています。
ですがアジャンタファーマ社はED治療薬のみではなく、心臓病や皮膚科、食道、筋骨格、眼科、抗マラリア等に関わる医薬品の製造販売も幅広く行っています。
メラロングクリーム効果・目的
- シミやあざを薄くする
- ほうれい線・ちりめんじわを目立たなくする
- ニキビ跡改善
ほうれい線、ちりめんじわが消えた、薄くなったというコメントをよく見かけます。
また、「ニキビ跡が赤くなったヵ所に使用したところ、1週間ほどで完治しました。」というコメントがあり、驚きました。
ニキビ跡って皮膚科に行くと大抵「すごく時間がかかります」と言われ、半年〜1年かけて飲み薬と塗り薬が処方されるんですよね。
あの苦労は何なんだったんだー!とつい言いたくなってしまいました。
アンチエイジングで更年期世代が使う薬だと思っていましたが、この効果(ニキビ跡改善)があるなら対象は老若男女問わずです。
こちらにはハイドロキノンは入っていませんが、メキノールに色素改善の効果があるので、トレチ+ハイドロと同じような変化が期待できます。
トレチノインとハイドロキノンを単体で使うよりマイルドで皮剥けが少なく、日常的に使うならおすすめ。
また、トレチハイドロ治療が終わったあとの休薬期間に使っているという方もいらっしゃいます。
メラロングクリーム使用感・症状
口コミでは、3日目あたりで「ひりひりしてきた」とか、「皮がむけ始めた」という意見がよく見られます。
遅い人で10日くらいで皮剥けしているようです。
一方、そういったトラブルのないままシミが薄くなっていったという人も。
肌質によるようですね。
メリット
・効き目がやさしい
購入者口コミより抜粋します。
「トレチの代わりに使っています。
思ったよりも穏やかな使い心地で、トレチへの恐怖心が和らぎました。」
「メラケアクリームを使っていましたが、ステロイドが気になりこちらに代えました。塗ってすぐはピリピリし、最初は皮むけも見られますが濃度が低いのでそこまでひどいことにはならないです。使い続けると肌がツルツルしてきます。やめどきが難しいですが…」
「トレチノインの0.025や0.05を使用しましたが、皮剥けが酷かった為に使用するのが怖かったのですが、自分にはこちらの0.01でもそれなりに効果があるので安心して使用出来ます。
皮剥け緩やかなので仕事にも支障ありません。」
・扱いがラク
「一本で済む・非ステロイド・成分濃度低め(効果がマイルド)なので初心者向けだと思い購入しました。」
「この商品を使う前は、トレチ、ハイドロキノンそれぞれ使用していましたが、おっくうでした。
これだと一気に済むので楽です。三日塗って1日休んで、で一ヶ月使用。ちいさなシミは大分薄くなりました。」
デメリット
口コミ投稿に多いマイナス評価です。
・においがきつい
フローラル+バナナの様な香り・ツンとする・ホルマリンに似ているなど。気にならない人もいるようです。
・つけたときピリピリする、かゆみ・赤みが出る
刺激を抑えるステロイドが入っていないため、肌には刺激があります。
「3日目あたりで化粧水もしみるほどヒリヒリした」というコメントがあるので、トレチノイン単体使用の症状とほとんど変わらないですね。
敏感肌の人は十分に気をつけた方が良いでしょう。
(参考記事)トレチノイン・ハイドロキノン 42日(6週)経過<全行程まとめ>
しかし、全顔やデコルテに使っているという意見もよく見られます。
トレチハイドロ初心者向け商品ではありますが、肌質に左右されるので、最初は少しずつで様子をみるのが良いでしょう。
メラロングクリーム使い方
毎日使っても大丈夫ですが、日焼け止めと保湿を欠かさずに!!
(トレチノイン・ハイドロキノンの掟!)
表皮が置き換えられる(入れ替わる)まで、4週間ほどかかるため、継続しての使用が効果的です。
(以下、販売サイトHPより)
1日1回、適量を気になる箇所へ塗布します。
通常は2~3週間ほどで効果が現れますが、6週間以上かかる場合もあります。
症状が改善されたら、より少量または低濃度で維持することができます。皮膚科医の指示にしたがってください。
商品の詳細はこちらからご確認ください。 → メラロングクリーム15g
小じわ取り急ぎ対策におすすめ「シカペアリカバー」
メラロングの効果は気長に待つとして。
効果が出るまでの期間は、小じわやシミを劇的に隠すと評判の下地クリーム「シカペアリカバー」がおすすめです。
YoutubeやSNSで話題になった韓国コスメ。黄砂ケアってところが韓国らしいですね(笑)
薄い緑色ですが、肌につけて伸ばすと肌色になります。細かい小じわやシミがみるみる覆われていくのが愉快爽快。
これつけてパウダーだけでファンデいらずですよ。
また、覆い隠すだけでなく肌再生も促してくれるので一石二鳥。
フランキンセンスやヒノキなど樹木系のアロマを思わせるほのかな香り。
いかにも化粧品〜という感じの香りではなく、個人的にすごく気に入りました。
ご参考になれば幸いです。
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