エストロゲン不足が「老け」の原因
生理が終わる前後〜あがっちゃった後というのは、急激なホルモンの急低下で自律神経が誤作動し、あちこち体調不良を引き起こすという仕組みはこちら記事のとおりです。
さらに詳しく調べてみると、ホルモンはホルモンでも「エストロゲン」というヤツがもっとも大きな原因になっているとか。
エストロゲンが欠乏すると肌はどうなる?
皮膚が萎縮する!
卵巣機能が衰えると、皮膚の水分量と、その保持に関係するヒアルロン酸とコラーゲン量が減るそうです。つまり女性ホルモンが減るとお肌の張りがなくなるってこと。
医学的用語では、「皮脂分泌量の低下」「皮膚透過性の亢進」「末梢血管循環機能低下」などなど・・・なんだかコワイですね。
要はお肌の張りがなくなる上、シミ・シワが増えるということですが、これも女性ホルモン不足が原因だったとは。
顔が老けていくのは男女問わずすべての人に訪れる細胞の老化と思っていましたが、女性は特に女性ホルモンが関係しているようです。
歳をとっても若々しい人っていますが、食事や生活習慣で女性ホルモン低下を防ぐための努力をしているでしょうね。
他にもエストロゲン欠乏による弊害は数知れず。
夜間のトイレ回数が増える!
頻尿は、皮膚と同様、粘膜の萎縮による症状。膣や尿道の粘膜の潤いがなくなるとともに尿道もだんだん狭くなり、頻尿だったり少しずつしか出なくなったりするそうです。
骨がスカスカになる!
海綿骨の比率の高い骨…背骨から骨量が減少してくるそうです。
だからお年寄りで背中がぐぐーっと曲がったおばあちゃんがいるんですね。
おじいちゃんにはそういう姿の人をあまり見かけませんが、女性ホルモンが関係しているなら納得です。
高脂血症・動脈硬化の危険性が高まる!
女性ホルモン、特にエストロゲンには、脂質代謝等の動脈硬化危険因子をおさえる力があるそうです。生理が上がってしまうとその魔力が消えて危険因子を野放しにすることに。
更年期障害と簡単にひっくるめて呼んでいますが、今までの功労者「エストロゲン様」が去ってしまわれたために平和だった国が荒廃(老化)していってるってことですね。
代理人がしばらくの間エストロゲン様のかわりに国をおさめればいいんじゃない?ということで確立された療法がHRTということか・・・と私は解釈しています。
更年期治療ついでにお肌に張りが
現在私はほてり(ホットフラッシュ)対策でホルモン補充療法を続けています。
ほてりは薬を貼ったり飲んだりしたらすぐにおさまりましたが、治ったかなと思って薬をやめるとまたすぐにほてってくるので続けています。
当初、ほてり対策のみを目的としてこの療法を始めましたが、シミ・シワの原因がホルモン不足からきていることがわかった今、これは積極的に続けていきたい!と思うようになりました。
私が通っている婦人科の先生も、「ほてりがおさまっても続けた方がいいわよ。ボケ防止になるから」とおっしゃっていました。
何?ボケ防止!? これも結構重要発言ですね。
ちょっと調べて後日記事にしようと思います。
ご参考になれば幸いです。
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