ハイドロキノンやトレチノインは自己責任で。
リスクを回避したいならプラセンタがいいらしい、というお話をとある書籍で見つけたのでご紹介します。
トレチ・ハイドロ 美容外科医の見解
美容外科の権威Dr.タカスが、シミに効く「トレチノイン&ハイドロキノン」についての意見を、ご自身の著書で述べられていました。
(引用:KKベストセラーズ「シミ・しわ・たるみを自分で治す本」高須克弥・高須シヅ著 p.205)
・トレチノインはビタミンA(レチノール)の誘導体で、皮膚細胞の分裂と再生を早め再生を促す作用があります。コラーゲンやヒアルロン酸の分泌も促進し、しわが減少します。
・漂白剤のハイドロキノンと組み合わせれば、日本人のシミ・しわを同時に改善させることも証明されています。ハイドロキノンは、メラニンを作る酵素、チロシナーゼのはたらきを阻害して、肌を漂白します。
・この薬が効きすぎると肌本来の色まで漂白してしまい、白斑(シロナマズ)になってしまいます。したがって、経験豊富な皮膚科医の指導のもとで、医療としてしか安全に使えません。
・私の知っているかぎり、トレチノインとハイドロキノンの組み合わせは、日本人のシミ・しわ治療をするうえで、最強の組み合わせです。シミに関しては80パーセント、しわに関しては90パーセント以上の人に効果が認められました。
クリニックでは、詳しい診察のあと、安全と認められた人にのみ処方しています。
・ハイドロキノン、トレチノインなどは医薬品ですから、経験豊富な医師が処方し、資格のある薬剤師が調合したもの以外はけっして使ってはいけません。まちがった使い方をすると非常に危険です。
・・・だそうです。
あらら。皮膚科医の指導なしで使っちゃいましたけど。(過去記事ご参照ください)
プラセンタエキスなら処方なしで使える
美容外科は敷居が高いし、お金もかかる。時間もない。
そんな人へのアドバイスも載っていました。(同著より)
「トレチノインとハイドロキノンは医師の指導のもとで使うように」とのことですが、処方箋のいらない効果ある薬品もあります。ずばりプラセンタ。
それはプラセンタ(胎盤)パック。
胎盤は、胎児の発育に書かせない重要な組織です。
母親の胎内にいる赤ちゃんに、各種の栄養素、ビタミン、ミネラル、アミノ酸を与えるほか、赤ちゃんの細胞を増殖させたり、生理作用を活性化させたりするはたらきがあります。
生まれる前の赤ちゃんに必要な成分ということは、肌の若返りの成分と言ってもよいでしょう。
「プラセンタエキスは、肝炎、更年期障害、胃潰瘍に対して薬効が認められ、一般治療でも使われている医薬品です。治療を受けた多くの人から『しみが薄くなった』『肌がきれいになった』という声があがったことから、その美肌効果が脚光を浴びました。
あまたの研究の結果、胎盤エキスはタンパク質や酵素、各種ビタミン、アミノ酸、ミネラル、糖類ほか、数百種類の成分が確認されています。保湿効果、美肌効果、損傷した皮膚の修復効果があることも確かめられています。
プラセンタエキスのパックは、こうした胎盤のはたらきを活かして、肌のコンディションを整え、シミ・しわにはたらきかけるように作られたパックです。市販の化粧品にもさまざまなタイプのプラセンタエキスがありますが、私たちがおすすめしたいのは医薬部外品というカテゴリーに入る製品、つまり『薬効は認められるが、処方箋を必要とするほどの危険性はない製品』です。
本では、独自に開発したプラセンタエキスパック「タカス パック」が紹介されています。
このパックを使用した8割以上の患者さんに数ヶ月〜半年でシミ・しわに効果が見られ、トラブル報告もないそうです。この商品は処方箋のいらない市販品としてネットでも買えるようですね。
ちょっと高いかなーと気がひけるなら、プラセンタエキス配合のシートマスクがお手頃。
ドラッグストアやアマゾンで買うことができますが、パッケージの謳い文句通りの有効成分がちゃんと入っているかどうかはビミョーです。
(「医学部外品やドクターズコスメは信用できる? 認定されている化粧品とそうでない化粧品の違い」参照)
ハイドロキノンやトレチノインは自己責任で。
リスクを回避したいならプラセンタがいいらしい、というお話でした。
プラセンタって、アンチエイジングの代表格で、たるみ改善やシワ改善のイメージでしたが、シミにも良い効果があったとは。
本来処方が必要なトレチノインを使うことに抵抗がある・・・そんな方はプラセンタでシミを薄くしてみては。
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