プラセンタジェル(プラセントレックス)は危険?メーカーや成分を徹底調査

プラセンタジェルは、人の胎盤由来の「ヒトプラセンタ」のジェルです。

同世代にお勧めしているのですが、外国製品ということで二の足を踏んでしまう人が多いように感じましたので、今回詳しく製品の実態を調べてみました。

この記事の参考文献:
スキンケア大学
人由来のヒトプラセンタの効果|化粧品やサプリへの使用は?

 

ヒトプラセンタは日本の医療でも使われてきた医薬品

現在、日本国内でサプリや化粧品に使われる有効成分としてのプラセンタは、ほとんどが豚由来か馬由来。
「ヒトプラセンタ」は薬事法でサプリや化粧品への使用が禁止されているためです。

しかし「医薬品」としての使用は認められており、皮下注射の形で摂取可能です。
日本でも1950年代とかなり昔から肝硬変・更年期障害・乳汁分泌不全などの治療にプラセンタの薬が使用されていたそうです。

また、更年期障害に効果があるとされ、自律神経系の病気や婦人科系の疾患を治療する目的で使われることも。

ただし、ご周知のとおり美容目的では保険がきかず高額負担になります。
なお、ヒトプラセンタを注射したことがある人は、厚生労働省の指示によりその後の献血は禁止されています。(日本赤十字社のHPによると、献血禁止については「安全性が確認されるまで当分の間は」となっています)

 

PLACENTREX メーカーについて

社名・国・設立

社名:Albert David Limited(アルバートデービッド)
原産国: インド(本部コルカタ)
設立: 1938年
https://www.albertdavidindia.com/

 

会社の特徴

メーカーのサイトの一部を翻訳し、要約してみました。

○「アルバートデービッド」は、コルカタに本部を置く、インドトップクラスの製薬会社。

○事業内容:医薬品製剤、輸液ソリューション、ハーブ剤形、バルクドラッグ、ディスポーザブルシリンジ&ニードルの製造

○従業員:約1500名

○設備:国内に3箇所の製造施設。それぞれ、国際基準の品質認定を保有している。
・コルカタ製造部門(WHF GMP承認/USFDA cGMP要件に準拠)
・ニューデリー製造部門(ISO 9001:2008認定工場
・マンデイデプ製造部門(WHO-GMP認証ISO 9001:2008、ISO 13485:2003、DNV NORWAYによるCE認証の品質認定)

製造過程が動画でUPされています。(英語)

Youtube: Albert David社配信 [PLACENTREX Gel]

○輸出先国:約35カ国(東南アジア、アフリカ、中東、ヨーロッパ、米国、ラテンアメリカ等)

○プラセントレックスは、同社の画期的製品としてHPでも大きく扱っている。

抗炎症や組織再生について長い年月をかけ研究を重ね、製品を完成させた。
開発・研究は、大学の化学生物学研究所(CSIR)やバイオテクノロジー学科と連携をとって行なっている。

 

株価

○同社の株価は多少の波はあるものの安定的に上昇中。(2018年5月)

 

PLACENTREX 成分と使用方法

メーカーのサイトには載っていなかったので、外箱の表記を翻訳してみました。


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PLACENTA EXTRA GEL
PLACENTREX 20g

Each gram of Placentrex gel contains:
Extract of 0.1 gram of fresh Human Placenta
Total Nitrogen: Not more than 0.25% w/w
Color : Brilliant Blue FCF
Indications: For treatment of Wounds

プラセンタジェル「プラセントレックス」
成分:1g中
ヒトプラセンタエキス 0.1g
総窒素:0.25%w/w以下
カラー:ブリリアントブルーFCF
適応:傷の治療のため

Direction for use:
Apply Placentrex gel directly under hygienic condition or smear on sterile dressing for application to the affected part, in needed, secure with bandage or adhesive plaster or as directed by the Physician
Store at temperature not exceeding 30℃
Do not freeze

用法:必要に応じて、衛生的な状態または滅菌包帯上に患部へ塗布。
30℃を超えない温度で保存すること。
冷凍しないこと。
使用期限:2年

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成分の表記がシンプルすぎる・・・(笑)

ジェル状にするものや香料などが入っていると思うのですが、それは箱に記載がありませんでした。
日本では原材料から添加物まですべてもれなく列記しなければなりませんが、原産国(インド)の法律ではOKなんでしょうね。

 

 

ヒトプラセンタエキスに含まれる有効成分

シンプルに1行、「ヒトプラセンタエキス 0.1g」と書いてありますが、この中に含まれる有効成分がすごい。

ヒトプラセンタエキスには、
アミノ酸、ミネラル、ビタミン、タンパク質、糖類、脂肪酸、核酸関連物質、酵素、活性ペプチド、グロスファクター(成長因子)など
が入っています。

特に「成長因子」というのが画期的だそうで、
細胞を活性化して新しい細胞を作り出す作用があるのだとか。

この成分のはたらきのおかげで、
・皮膚の繊維細胞を増やし、
・コラーゲンやヒアルロン酸の生成を促進され、
新しい細胞が次々と生み出されて老化現象が抑えられるのだそうです。

 

プラセンタジェルの通販・個人輸入

プラセンタジェルの通販・個人輸入は、医師の診察、処方箋がなくても個人での使用に限り輸入規定量の個人輸入が法律で認められております。(くすりエクスプレスHPより)

販売サイト商品ページ↓
ヒトプラセンタ・ジェル(プラセントレックス)

 

半年間使用した感想

私はこの半年間、毎日寝る前にプラセンタジェルを使っていますが、今のところ特に副作用はありません。

販売サイトでの説明によると、ごく稀ですが赤身・かゆみなどの副作用が臨床実験で報告されているとのこと。
副作用・禁忌については販売サイトにてご確認ください。

最初様子見で1本注文しましたが、気に入ったので10本まとめ買いしました。多分これで1年はもつと思います。
以前、「片手にだけ2ヵ月半塗ってみる」というバカな実験をしましたが、その後両方に塗るようにしてからだいぶ色の差が縮まってきたように思います。(半年たってもまだ少しハリに差がある…泣)

プラセントレックスの使い方に注意!美白実験ビフォーアフター公開

2018年1月17日

その後、毎日使ううちに翌朝のスベスベ感の感動は当初ほど感じられなくなりましたが、おそらく日々老化を抑えてくれているのだろうと思います。

 

お役に立てれば幸いです。

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